兵庫県の宝塚市に254億円の寄付があったと発表されました。
寄付をされたのは宝塚市在住の御夫婦で、岡本光一さんと岡本明美さんです。
これほどまでに巨額の寄付ができる岡本さんとは一体何者なのでしょうか?
本記事では、主にご主人の岡本光一さんの経歴についてまとめていきます。
岡本光一・明美ご夫妻が宝塚市に254億円を寄付!
老朽化で建て替えが計画されている宝塚市立病院の建設資金として、岡本光一さんと妻の明美さんが同市に250億円を寄付しました。
2月3日、おふたりは市役所で会見し、以下のように語っています。
病院は市民にとって大切な施設。工事費が財政上の負担だと聞き、夫婦で話し合って決めた。市民が安心できる病院ができ、住みやすい町になれば
引用元:神戸新聞
素敵なご夫婦ですね!どんな経歴の方なのでしょうか?また、どうやって財を築いたのでしょうか?気になります!
岡本光一のwiki経歴!元キーエンス役員
名もなき零細企業に入社
キーエンスが上場する前、電子技術員として入社した岡本さん。三番目の社員でした。
仕事が面白くてどんどんのめり込んでいき、開発した商品も売れに売れて業績が右肩上がりに。
会社がどんどん大きくなっていき、会社が一部上場することになったんだとか!
ちなみに奥さまもキーエンスの社員だったそうですよ!
上場後すぐに辞職
1994年、会社が上場して大きな自社ビルが立った頃に辞職しています。
理由としては、会社が大きくなり部下が多くなったこと。
岡本さんは「元々技術屋だから人を扱うのが苦手だった」と語っていました。
会社に辞意を伝える時に「なにか理由がないと」と思い「ボランティアをしたいから」ということにしたんだそうです。このことが岡本さんがボランティアを始めるきっかけになりました。
優秀だからストックオプションを持たされていた
入社当時、社長から「株を持たないか?」という話がありました。
優秀な技術員だった岡本さんの腕をつなぎとめる意図だったようです。
しかし岡本さんは、当初、持っていた株が上がるとは全く思っていなかったそうです(笑)
社長はずっと「この会社を上場させる!」と言ってましたけど、「何をでかいことばかり言ってるんだ」と思っていました。
引用元:岡本光一さんインタビュー
しかし予想はいい方向に外れ、上場して持っていた株が爆上がり。
莫大な資産を築くことができたのはこのためだったのですね。
岡本光一の総資産は?
岡本さんは、キーエンスの大株主であり、現在の保有株式・時価総額は以下のとおりです。
- 保有株式数:295万2000株
- キーエンス株価:63,600 JPY(2025年2月3日終値)
- 時価総額:1千8百77億円
引用:バフェットコード
また、2025年には1株あたり350円の配当金が支払われる予定であり、
配当金だけでも10億円を超えています…!
岡本ご夫妻は、想像を絶する資産家であることがわかりました。
岡本光一が寄付をする理由は
岡本さんご夫妻は、1995年の阪神・淡路大震災でボランティアをはじめて体験。
その後、財団を設立し、2002年から市内で福祉施設等を運営してきました。
岡本さんが私財を投じてボランティアや福祉の活動をする理由は何なのでしょうか?
岡本さんはインタビューで以下のように語っていました。
財を成したって言うけど、
その財はどうやって成したかというと、
自分の能力だけでできたわけではない。社長や社員の能力もあっての財ですよね。
それを個人だけで占有するのは違うという思いは
ボランティアをする前からあって、
それをどうしようかな、と思っていました。引用元:岡本光一さんインタビュー
財だけでなく、そのお人柄があって今回の寄付につながったのですね!
まとめ
いかがでしたか?本記事では
- 岡本光一のwiki経歴
- 岡本光一の総資産
についてまとめました。巨額の財を築いた資産家は、人柄も素晴らしい方でしたね。
宝塚市には寄付を有効活用していただきたいですね!
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