【簡単まとめ】松本人志は何をした?性加害疑惑の報道内容を調査

ダウンタウンの復帰が2025年夏になりそうだと報じられ、話題になっていますね。

多くの人が歓喜する一方で、性加害疑惑が報じられた松本人志さんについて一部「復帰なんて信じられない」という声もあるようです。

そこで今回の記事では、騒動の原因となった松本人志さんの性加害疑惑について簡単にまとめました。

この記事でわかること
  • 文春報道から現在までの経緯
  • 一連の文春報道の内容まとめ
目次

【簡単まとめ】これまでの経緯を時系列で

画像:NHK

2023年12月、週刊文春が松本さんから性加害を受けたとする女性2人の証言を報じる

これを受け、松本さんは自身のXでに「事実無根なので闘う」と投稿
2024年1月8日、裁判に注力したいとして芸能活動を休止すると発表

2024年3月に裁判がスタート。松本さんサイドは「記事に記載されている時期と場所において女性がいる飲み会に参加したことは否定しない」とした上で、「性的行為を強要したという客観的証拠は存在しないのに記事で名誉を傷つけられた」と主張。

2024年11月、双方合意の上訴えが取り下げられる

訴えの取り下げを発表した際、松本さんは以下のようにコメントを発表しています。

松本さん

裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました。

松本さん

かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。

2024年12月、Yahoo!ニュースの独占インタビューにて「ダウンタウンチャンネル(仮)」の構想が明らかにされる

2025年4月、「ダウンタウンチャンネル(仮)が夏にもスタート予定と報じられる(いまここ)

松本さんは自身のSNSや弁護士を通したコメントを発表したりしているけど、騒動後公の場には出てきていないんだね。これでは、復帰に「納得できない」という人が一定数いるのも仕方がない気もしますね…

【簡単まとめ】松本人志は何をした?性加害疑惑詳細

画像:デイリースポーツ

ここからは週刊文春が報じた松本さんの性加害疑惑についてまとめていきます。

以下の行為については松本さん自身は「事実無根」とコメントしています。あくまでも文春が報じた内容ということでご理解ください。

2006年の出来事

画像;大塚里香オフィシャルサイト

2006年の出来事は、元タレントの大塚里香さんが実名で被害を告発したことで注目されました。

告発内容
  • 被害にあった時期:2006年8月(当時19歳)
  • 参加者:M-1王者の芸人含む8~10名
  • 【1次会】マッチングゲームと称し「(芸人の中で)誰が好み?」と聞かれる
  • 空気を読んで全員「松本さん」と答えていた
  • 2次会会場へタクシーで移動。移動中に会場が「松本の自宅」だと告げられる
  • 松本が寝室へ移動すると、後輩芸人たちから「松本さんのこと好きやろ?」「松本さんが待っているから行ってきいや!」と言われ寝室へ連れて行かれる
  • キスを迫られ、断ると「さっき俺のこと好きって言ったやん!」と激昂される
  • 怖くなって寝室から出てきた女性を松本が追ってきて「なんで俺とそういうことができないんや!」と言われる
  • その後に人格否定の言葉を浴びせられ、「帰れ!」と言われ帰らされる

大塚さんは当時、グラビアアイドルとして活動していましたが、この出来事がトラウマになり「芸能界を辞めたい」と悩んだそうです。

2015年の出来事

画像:女性自身

騒動の発端となったのは、週刊文春のこの報道です。

女性2人(A子、B子)が松本さんから性加害を受けたと告発。

スピードワゴンの小沢一敬さんが松本さんに女性をあてがう「アテンド役」を務めたとして話題になりました。

A子さんの告発内容
  • 被害にあった時期:2015年冬
  • 場所:六本木グランドハイアット東京スイートルームの一室
  • 参加者:松本、小沢、放送作家X
  • スピードワゴンの小沢から「VIPとの飲み会がある」と誘われる
  • 部屋に入ると小沢から携帯を没収される
  • 22時過ぎになると小沢が「ゲームをしよう」と言い、男性と女性がそれぞれペアになるゲームを始める
  • 松本は寝室、小沢はリビング、放送作家はバスルームにいて、ペアになった女性と15分間過ごすというもの
  • A子さんは寝室で松本とペアになると「俺の子供産めるの?」等と言われ迫られる
  • シャツを無理やり脱がされそうになったり、陰部を触らされたり、口淫を強要されたりする性被害を受けた
  • その後、小沢と放送作家からも体を触られたりする被害を受けた

一方のB子さんの告発内容も、A子さんと同じパターンの被害でした。

場所は都内の高級ホテルのスイートルーム。

このときは「今からひとりずつ寝室に行って、松本さんと話そう!」とひとりずつ松本さんのいる寝室に連れていかれるというパターンでした。

B子さんは口淫や手淫を強要され、数年間PTSDに悩まされたそうです。

2016年の出来事

画像:ORICON NEWS

第一弾の文春砲の後に、後輩芸人による「性接待」があったのではないかとの続報が出てきました。

2016年の出来事は、福岡芸人であるパンクブーブーの黒瀬純さんが松本さんに女性を「アテンド」したと言われています。

どのような内容かみていきましょう。

告発内容
  • 時期:2016年6月6日
  • C子さんは友人女性から「黒瀬さんと皆で飲み会をしよう。VIPも来るよ」と誘われる
  • グランドハイアット福岡のスイートルームに行くと、そこには松本人志が
  • 深夜0時まで盛り上がり、黒瀬さんに松本さんとふたりきりになることを迫られる
  • 後戻りできない雰囲気でC子さんは了承
  • 松本さん、C子さん以外は退出し、寝室で性行為
  • その後リビングで談笑。戻ってきた黒瀬さんにタクシー代を渡される

こちらの内容は一見して同意があるように見えますが、断りづらい状況で立場が上の方が性行為を迫っているので、社会的には性加害と受け取られる可能性もあります。

また、後輩芸人である黒瀬さんが松本さんに女性を斡旋して「接待」したようにも捉えられるかもしれません。

2019年の出来事

画像:女性自身

福岡での「性接待」報道に続いて、大阪でも同様の行為があったのではないかとの疑惑が報じられました。

大阪での「性接待」疑惑で名前が出ていたのが芸人のたむらけんじさん。

文春の報道はどんな内容だったのか、簡単にまとめました。

告発内容
  • 時期:2019年10月26日
  • 大阪在住の女性D子さんはお笑いコンビ「クロスバー直撃」渡邊センスの友人女性から「大物芸人との飲み会」に誘われる
  • 当日、渡邊センスと友人女性と共にザ・リッツ・カールトンのスイートルームに連れて行かれると、たむらけんじが出迎え、そこには松本人志と放送作家Xの姿が
  • 部屋に合流してから約2時間後、たむらが「たむけんタイム入りま~す!」と言い、女性一人ひとりを寝室に呼び出す
  • D子さんは「今から誰とふたりで飲みたい?松本さんはどう?」などと、執拗に松本とふたりきりになるよう迫られた
  • 終了後3000円のタクシー代を渡され、たむらから「今日のことは絶対誰にも言わんといてな」と口止めされた

大阪で同様の行為が2015年にも行われていたことがE子さんという別の女性の証言でも明らかになっています。

E子さんもD子さん同様、渡邊センスさんの友人から飲み会に誘われ、たむらけんじに松本さんとツーショットになるよう迫られた結果、性行為に至ったということです。

たむらけんじは記事の内容を否定

当時、ロサンゼルスに移住していたたむらさん。

現地のラジオ番組に出演した際、騒動についてコメントしました。

僕たちが大阪でしていた飲み会は、性接待、上納システム、こういうのを目的とした飲み会では絶対にないです

引用元:日テレNEWS

飲み会があったこと事態は認めたものの、性接待ではないと文春の記事の内容を否定しました。

週刊誌の記事を見ると全てが事実だと信じてしまうこともあるかもしれません。しかし、当事者が否定している内容もあることから事実ベースで冷静にみていく必要がありますね。

まとめ:松本人志の今後はどうなる?

画像:zak

未だにレギュラー番組への復帰は未定の松本さん。

独自プラットフォームダウンタウンチャンネル(仮)での復帰を表明したものの、地上波テレビに戻ってこられるのだろうかとの疑問の声も大きいのが現状です。

ここでは、性加害報道を受けた有名人の例を挙げながら推察していきます。

映画監督・榊英雄さんの例

画像:日テレ

2022年3月の性加害報道を受けた映画監督・榊英雄氏は、作品公開中止や謝罪を経て、2023年1月に改名した上で俳優向けワークショップを開催し始めました。

業界内には「再び人を集めるだけの影響力は残っている」との声もあります。

映画監督・園子温氏

画像:日本経済新聞

2022年4月に複数女優への性加害疑惑が『週刊女性』で報じられた後、一時は表舞台から消えました。

しかし同年11月には「脚本家」として偽名を用い、数本の作品に関わっていたことが報じられています。

偽名を使い、こっそり復帰していたということですね。

松本人志の場合

松本さんは「『事実無根』として訴訟を起こしたものの、取り下げに留まった」ため、疑惑そのものの真偽が未解明です。

また、ジャニー喜多川氏の性加害問題以降、吉本興業をはじめテレビ局・広告主のコンプライアンス意識が一段と高まったという背景もあります。

映画監督の園氏、榊氏がまず謝罪をして“潔白アピール”したように、松本さんも「自らの言葉で説明する場面」がない限り、地上波復帰は極めて難しいのではないでしょうか。

ここからは筆者の意見になりますが、松本さんはダウンタウンチャンネル(仮)の運営に尽力して、表舞台には出ずプロヂューサーとして活動されてはどうかと思っています。

報道の通りの性加害があったのかは不明のままですが、松本さんの行為によって嫌な思いをした女性が複数いたことは事実なのではないでしょうか。

裏方として後輩芸人のプロデュースに徹し、その才能を活かす道であれば、光が見えてくるような気がします。

本記事はあくまで各報道を整理したものであり、松本人志さん本人の真意や裁判結果を断定するものではありません。今後の動向にも注目しつつ、冷静な目で見守りたいですね。

よくある疑問の声

松本人志さんはなぜ裁判を取り下げたの?

負担軽減のためとされていますが、取り下げ=疑惑の肯定ではありません。

訴えを取り下げたら無罪確定になるの?

なりません。民事裁判は双方の主張の場であり、取り下げは和解や断念の一種です。

他にも松本さんを擁護する声はあった?

はい。著名人やファンから擁護するコメントもありました。(例:千原ジュニアなど)

地上波復帰とネット復帰、違いは?

地上波は広告スポンサーが関わるため、より高いコンプライアンス基準が求められます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初めまして!2児の母、ライターのmiyoです。
誰が読んでも気持ちよく、わかりやすい記事を心がけています。
ご意見がありましたらお気軽にメッセージください(^^)

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次